♪ タッカルビ屋で授業

昨日、21日は冬至でしたね。一年で最も昼が短い日。日本ではかぼちゃを食べたり、ゆず湯に浸かったりしますよね。こちら韓国では、冬至の日には小豆粥(밭죽)を食べるんです。
ということで、昨日は日本語を教えている保護者たちの授業を、保護者の一人がやっているタッカルビ屋でしました。加平からもう少しソウル方面に向かったところにある、清平(チョンピョン)というところにある湖畔タッカルビ(호반닭갈비)というお店。

で、せっかくなので料理に関する単語などを勉強した後で、今こちらでもリメイクして流行っている、中島美嘉の「雪の華」を説明、歌った後、タッカルビをご馳走になってきました。保護者のうちの一人が少し遅れて来られたのですが、お詫びのしるしというか、冬至なので、ということで、あずき粥を持ってきて下さいました。あずきは色が赤いので、悪いものを追い払ってくれるということから、冬至の日には小豆粥を食べるそうです。この風習、中国から伝わったものだそうですが。

それにしても、先週末からようやく冬らしくなってきました。けれど、今年は初雪こそ、だいぶ前に少しだけ降りましたが、今まで雪はなし。これって何十年ぶりかだそうです。暖冬、暖冬。とはいっても、一日中、道端の水溜りなんかは凍ってますが。この寒さも金曜日には緩むそうで、年内はマイナス10度以下にはならないのかなと、嬉しいような、何か物足りないような、そんな毎日。確か韓国での最後のクリスマスは、ホワイトクリスマスだったような。今年はさて。

# 納豆鍋(チョングクチャン/청국장)

最近、急に食生活が豪勢になって、逆に調子が悪くなりそうで….. 贅沢な話ですね、ホント。普通の食事で良いので、安定したというか、変化のない食生活が理想なんでしょうけど。
ってことで今、教えている高校での私の所属は、日本語の先生が学生部所属なので、自ずと学生部になるのですが、まあ、日本でいうところの生徒指導部というか、まあ、部長は体育教師(笑)、みたいな所です。想像が付くとは思いますが。

こちらの高校(ま、今教えている高校で、全部同じだとは思いませんが)では点数制というか、良い行いをしたら名誉点が与えられ、悪い事をしたら減点みたいな感じなのですが、生徒指導部だけあって、連日のように遅刻してきて、塀を越えたのが見つかったとか、授業中に携帯が鳴ったとか、いざこざを起こしたとか….. 色々な理由(主に怒られそうな理由)で生徒たちがやってきます。

で、減点が一定の点数を超えると、懲戒といって、授業に出ずに一日中、校内を掃除して廻ったりする罰則が与えられるのですが、ともかく次から次へと懲戒の生徒がやってきます(笑) 今日も髪が伸びすぎているとかで、次々と男子生徒が集められて、ハサミを手に威嚇する!?先生に指導を受けて、明日朝までに何とかしなかったら、本当に切る、って感じでお咎めを受けておりました。

それにしても、こちらで教えるようになってから、日本と韓国の高校はだいぶと違うなーと、新鮮な経験を色々とさせて頂いてます。先生はみんなマイ棒を持ってますしね。しばき棒っていうんでしょうか?まあ、たまには学生部の部屋が修羅場と化す時があります(笑) けど、悪ぶってる生徒も、話してみると皆結構純粋で、日本の悪い生徒とは違う感じ(笑) ま、ド田舎ってのは、あるでしょうけどね。まあ、私の目から見たら可愛いもんです。悪さの度合いが違う感じ。

それはそうと、この学生部では、昼食に給食があるにもかかわらず、よく外食をします。皆で上手いこと授業時間を調整して、今日は誰々先生の奢りで、という感じです。先週の土曜日には、先日あった高校の文化祭の行事で優秀な成績だったクラスの担任の先生が、他の先生達に奢りたいということで、テニス場にて野外サムギョプサルパーティーでした。ともかく、何か良いこととかがあったら、じゃあその記念にってことで、奢りましょうってのがある意味韓国的で…..

今日も、学校からは30分程離れているのですが、有名なチョングクチャン(청국장)のお店があるということで、急に話がまとまり、皆で出掛けることに。よくよく考えてみると、学生部では月曜日はいつも外食しているような気が…..。なんたらマウル(村)っていう、村の中にずっと入っていった所にある店で、まあ、周りは山と田畑しかないようなところなんですが、それでも昼時なのか結構車が止まっていました。最近韓国では웰빙(Well Being)ブームということで、普段から健康になるもの好きな国民が、更に加熱しているということで、臭いのせいで敬遠されがちだったチョングクチャンも見直されて、最近は人気が出ているようで…..

あ、チョングクチャン(청국장)とは、まあ日本の納豆みたいなもんで、日本の物よりも粘りけがなくて、においは少しキツい感じでしょうか。それを豆腐とか唐辛子とか薬味と煮込んで、鍋にしたものです。こんな感じ。
Seoulnavi.com > ビョルグンシクタン – 口の中でとろけるチョングッチャン

ともかく、久々にチョングクチャンを食べたのですが、以前食べたところよりも美味しくて、臭いもあまり気にならず、丁度納豆食べたいなーとか思ってたので、堪能してきました。まあ、少々食べ過ぎて、午後の授業とか、大変でしたが(笑) でも、きっと血液はサラサラになったのでは?

* 世間は狭い

今日は今回また日本から来られている教授のお誘いで、うちの(日本の)大学出身者が集まって食事をしてきました。3月にもやったのですが、今回はまた少し違ったメンバーでした。

一番長い人で6年目、私は間に日本に2年半程いましたので、合わせて4年目かな。3番目に韓国滞在が長い、と。3月にこの集まりを持った時はサムギョプサルだったんですが、今日は日本料理屋さん。ま、韓国に来られたことのある方ならご存じでしょうが、まあ日式(日本式)です。韓国風アレンジの入った日本料理というのが正しいでしょうか。

今日も加平で高校の授業があったので、少し遅れて参加したのですが、電話で集まっているお店の名前を聞いて、久々に修士時代のことを思い出しました。修士時代、その日本料理屋さんの裏の建物に住んでいたので。兎も角、私にとっては久しぶりにほぼ日本語での食事。なんか微妙に日本語が出にくくなっているような気も(笑)

このメンバーと会うのは本当に久しぶりで、集まりではうちの大学出身者の現況とか、大学自体の現況とか、他にもいろいろ話が出たのですが、その中で来年には大学の定員よりも受験生の方が少なくなるとかで、うちの大学も売りが何なのかボケてきているから、大変だって言う話が出ていました。社会人教育の分野とかにも進出して、外国語が売りの大学だと言うことをアピールするような計画もされているようです。ま、正しい方向かと。

明日教授は日本に戻られるので、いつもよりは早めに引き上げたんですが、少々食べ過ぎ、飲み過ぎだったので、自宅まで40分程、歩いて帰りました。途中、ばったりと高校の体育部長と体育の先生に遭遇。いやー、世間って狭いですね。あちらはかなりグデングデンでした(笑) あの姿は生徒だったら見たくないだろうなー、とか思ったりして。一杯行こうとさんざん誘われたんですが、40分歩いた後でもあり、今日はお断りしました。

高校は京畿道の加平にありますが、世帯持ちの先生方は江原道の春川に住んでいるって方が多いようです。やっぱり韓国でも指折りの住みやすい都市ですから、春川は。けど、4年前に暮らした春川と、今の春川はだいぶと変わってきたように感じます。大きなスーパーとか、コンビニもたくさん出来て便利になったのは良いんですが、その分開発も進んで、アパートも並び立つようになり、車もかなり増えてきて、少々暮らしにくくなってきたようにも感じます。このままいけば数年後、ソウルまでの高速道路の開通と共に、ソウルの通勤圏になって、ますます今までの空気がきれいで、水もきれいで、自然が多くて、っていく暮らしやすい春川が変わっていくのでしょうか。バランスが難しいですね、住みやすさって。

* 1万ウォンが1ウォンに!?

今日は午前中は少々用事があって、春川市内をウロウロ(笑)してたんですが、午後からはまた高校に日本語を教えに行ってました。で、用事を終えて、市外バスターミナルまでタクシーに乗ったんですが、その中で流れていたラジオで1万ウォンが1ウォンになったら、みたいなことを話してました。

ってことで、最近色々と忙しくてニュースもあまり見ていなかったんですが、韓国では今、貨幣単位の切り下げ議論がなされているようですね。ま、同じく10万ウォンなどの高額紙幣の発行も議論されているでしょうが。

ラジオでは、極端な話ですが、1万ウォンが1ウォンになったとしたら、便乗して値上げが必ずあるだろう(1万ウォンを1万2千ウォンに値上げすると反発がありますが、1ウォンを2ウォンに値上げするのは抵抗感が少ない)、ってな例えで問題点を話していました。高額紙幣の発行によって経済規模に見合った物にするって議論も随分前からあると思いますが、確かに生活してみて、日本と同じような電化製品を買うとしたら、日本の10倍の紙幣を持参しないといけない訳ですから、正直不便です。

不便なので韓国では小切手も庶民の間で広く使われていますし、カードも乱発といった感じですが、カードは不正利用なり、手数料問題で揉めてますし、外国人の私にとってはカードの発行も収入がないため難しいし、小切手も店によっては嫌われますしねー。実際、大学の登録金を支払う時なんか、札束が鞄に入っているので(笑) えらい金持ちになったような気がします。 この議論、どうなるんでしょうか。

明日からは2日間にわたって、ソウルで国際学術大会が開催されるため、両日ともソウルに行ってきます。初日には日本から国立国語研究所の所長さんと他にお一方が。2日目には歴代の国語研究所長など韓国を代表する言語学者たちが一堂に会す大会なので、とても楽しみです。学会から送られてきたパンフレットの発表者名簿を見ているだけでも、特に韓国側は凄い面々だなと感じられるものなので、この2日間で私の論文のヒントになるような、何か良いものを得られればと思っています。春川からだと朝6時の汽車に乗らないといけないので、ちと大変ですけどね。

* いよいよ

いよいよ明日から2004年の2学期が始まります。まあ、実際はもう始まっているのですが、踏査などの行事もあって、うちの学科では授業が始まるのは明日からです。

今学期も前学期と同様に2科目、授業が開設されたので、私が受講する科目も2科目。まあ、本当は3科目ぐらい開設してもらえると、後々になって楽になるのでいいのですが、なんせ不人気な言語学。更にソウル中心の言語学にあって、田舎の大学では受講人数が本当に少ないので、すなわち開設科目も少ないと…..

うちの学科、大学院には結構人数はいるのですが、その大半はやっぱり文学専攻者なんですね。それに女性が圧倒的に多い。私を含めて外国人に数名、韓国人に至っては、5人ほどしか男性がいません。先日、現在同期で学んでいる日本の大学時代の恩師が、今学期の受講のために来韓されたのですが、日本の大学でも、交換留学を希望して、選考に受かった学生6名のうち、5名が女性だったそうです。やっぱり言葉を学ぶのって、女性の方が多いような気がするのは気のせいでしょうか。通訳などは女性の方が有利な面ってたくさんあると思いますけど。

今学期は言語社会学と中期朝鮮語の授業。ま、頑張りたいと思います。授業もそうですが、自分の論文の方もコツコツやっていかないと。来週に学会の大会がまたソウルであるので、いろいろと参考になるネタを仕入れればいいなと思っています。

ということで、学校の授業が始まるのは明日からですが、私の受講する授業は明後日の火曜日から。明日はまた高校の先生やってきます。それにしても、韓国の高校生は大変です。朝は7時から、夜は11時ぐらいまで、学校で自律学習という名前の受験勉強。授業で将来の夢とかを尋ねる機会があったんですが、いい大学入って、いい会社に入って…..みたいな答えがいっぱい返ってきて、少々可哀想になってしまいました。

あと、先生の人気の高いこと。職業として人気が非常にありました。ま、公務員で安定しているってのも一因でしょうが、こちらの高校では本当に学校にいる間は親代わりをされているような感じで、その影響もあるのでしょうね、きっと。学生も受験勉強で大変ですが、その学生に付き合っている高校の先生方も大変なのは同じですね。韓国に比べたら日本の受験なんて大したことない、本当にそう感じてしまいます。

□ 踏査がえり

先ほど江陵から春川に帰ってきました。やっぱり、というか当然というか、結構な量のお酒を飲んだ後、微妙にふらつきつつ、ギリギリの時間に最終の江陵発春川行きの高速バスに飛び乗って帰ってきました。さすがに疲れたって感じ。

今回の踏査では江陵周辺の方言調査ということで、班ごとに地域を分けて調査を行いました。方言調査ということで、なるべくお年寄りで、尚かつ耳が良く聞こえて、話をたくさんしてくれる人ということで、なかなかその対象に適合する人というのは見つからなかったのですが、まずは地域の노인정(老人亭・ノインジョン、日本でいうと何でしょうか?地域のお年寄りが集まる憩いの場みたいな建物)に行って対象となる人を探しました。ちょうど8人程集まって花札に興じている(笑)ところで、1912年生まれの方にインタビューしたのですが、花札仲間から早く次の手を、っていうちゃちゃが散々入ってくるってのもあり、更には耳が遠いらしくて用意した設問300問ほどの内、50問程済ませたところで続けるのを断念。

その後は近所の家を廻って協力してくれるお年寄りを捜したのですが、農作業に出ていたりしてなかなか見つからず、ようやく夕涼みに出てきていたお年寄り数名にインタビューすることが出来て、何とか無事に今日の予定範囲を終えることが出来ました。

調査自体は、良い対象というか、インタビューするお年寄りが上手く見つかれば、すぐに終わるところですが、うちの班は運が悪かったのか、結構時間がかかってしまいました。ま、その分夕食の準備などは宿に戻ると終わっていて、楽はさせてもらったのですが。それにしても、同行された教授を除くと、外国人ではありますが一番年上で先輩になるので、後輩の面倒も見ないといけないし、指示もある程度出さないといけなかったりして、結構お疲れでした。うちの学科は田舎の大学ということもあって、都会に見られる最近の若者は…..みたいな学生は少なくて、みんな良い子ばかりなので、順調に事が進んだのは幸いでしたが。こういう団体行動をする時に、韓国の儒教精神というか、まあある意味軍隊っぽいまとまりというか、そういうものはすごく威力を発揮する感じですね。

ということで、実際の踏査はこの後9月3日までの3泊4日の予定なんですが、私は明日また高校で日本語の授業があるということで、途中で抜けて帰ってきました。実のところ、3日間の酒盛りから逃げれてホッとしていたりなんかするのですが(笑) 学生たちが選んだちょっと小綺麗な海辺にあるペンションに泊まってみたかったなという思いもありつつ、明日は職員会議でいつもより早い出勤のため今日はもう寝ます。

□ 夏の終わり

いよいよ明日で8月も終わりですね。韓国、特に春川は夏が終わると、短い秋の後、すぐに寒くなるのが例年なんですが、今年はまだまだ暑い日が続いています。…..と書いていて、友だちからのメールを思い出しました。「冒頭に天気の話をする人は話題性に欠ける人間らしい」ごもっとも(笑) ネタ切れか!?

ということで、高校の先生もだいぶと慣れてきました。クラスがいっぱいあるので、初めての授業では自己紹介をした後、同じような質問を受けて、同じような感じで返事するという、結構辛い反復作業のような毎日でしたが、ま、受け入れられて良かったというか。それでも、知ってる日本の事って何?って質問には、「小泉」だとか、「独島」だとか、実際にはチクチクやってきます(笑) ま、覚悟はしてるんですが。それに、相手は子どもなので実際には言い争う事もなく、お互いの主張には微妙な差がある、というような結論で済ませられるのは幸いです。昔、日韓の問題について大学生同士で大げんかした事を思い出します。こちらは道理立てて話しているので何ともないですが、相手はブチ切れでしたね(笑) ま、難しい問題は間に山ほどありますから。

毎朝、高校までは市外バスで通っていたのですが、朝はなかなかタクシーもつかまらず、市外バスターミナルまで歩いて45分、バスで30分の加平に着いてからは高校まで徒歩で20分と、結構いい運動をしていたのですが、学校に着いて汗だくのまま授業、ってのはやっぱり大変なので、今週からは京春線の汽車に乗って通うようになりました。ま、30分ほど歩きの行程が短縮されるといった感じ。夏休みの間、オリンピックも重なって、乱れ気味だった生活も軌道修正できました。

今日30日はうちの大学の2学期の開講(始業日)でした。明日からは江陵(강릉)のほうに踏査(現地調査)に出掛ける事になっています。修士時代の2学期目に行った慶尚北道の奉化での踏査以来、久しぶりということで、調査についてどうこうよりも、また夜は死ぬほど飲むのかーっ、と今から戦々恐々です…..

□ 原語民って…

気が付いたらもう2週間近く放ったらかしのこのブログ(笑) 久しぶりのエントリーです。学校が始まる時期が近づくにつれて、なんやらかんやら色々と忙しくも充実した毎日が続いています。

上ノ郷谷さんのところ、HINAGATAのテンプレートも出てるようで、MTもアップグレードしたいんですが、フォトブログの絡みもあってなかなか….. 最近は韓国語のOSを起ち上げている時間がほぼ全部なので、日本語のページにあまりアクセスしないし、韓国語のOS上でアップグレードするのも色々ややこしいってのも、余計にその原因となっているのかも知れません。こりゃ、MT3.1への待ちだな。

先日は日本で韓国語を教えていて、こちらの大学にも1年間交換留学で来ていた学生が、夏休みを利用して韓国に来ていたので、時間を合わせてお茶してきました。まあ、やっぱり帰国して半年程経つので、韓国語だいぶ忘れてきたってことでした。言葉って使わないと鈍るもので、日本で維持するのってほんと大変です。まあ、彼女も韓国の友だちに久しぶりに会って、言葉もだいぶ勘を取り戻していたようですが。ま、日本に帰ってからの奮闘に期待って事で。

それはそうと、忙しさの理由は学校が始まるだけじゃないんですよね。教授の友人の奥さんからの依頼で、今週から京畿道のある高校で日本語を教えています。冬ソナで有名な南怡島の近くにある学校です。春川からバスで30分弱ぐらいでしょうか。

まあ、この話を受けるかどうかは悩んだんですが、自分の今後の役にも立ちそうだし、半分教授の命令みたいな所もあるので(笑) 迷った末に受ける事にしました。ビザの問題もあったんですが、それも無事に解決できて、拘束時間は結構長いんですが、授業のない時間はエアコン完備の学生相談室を借りて勉強もさせてもらえているので、環境はいいですね。研究室で勉強していると、やっぱり教授の雑用なんかも頻繁にすることになるので、そういう意味でも集中できていいですし。

ということで、日本では韓国語教師も少しやっていましたが、今度は韓国で日本語教師です。修士課程で留学していた時にも、春川の女子校で何度か教えた事があるんですが、ちゃんと教えるのは初めてで、少々戸惑うところもあります。けどまあ、今時の韓国の高校生事情なんかも分かって、ともかく自分にとって得る物の多い、良い経験にはなりそうです。

ところで、私は日本語のネイティブスピーカーという事なんですが、韓国語だと原語民(원어민)になるんですよね。何か、この言葉の響きがいや(笑)

※ コメント返信通知メール

トラックバックをいじったついでに、コメント関係にも少し手を加えてみました。
Zakimi::Blogさんの「投稿した人のコメントに反応があった場合それをメールで知らせよう」というエントリーで、MT-Notifier PluginというMovable Type用のプラグインがあることを知ったので、いくつかのブログを検索して見つけた、alfabeatさんの「コメントを書いたエントリーに新たにコメントがあるとお知らせする機能」を参考に、プラグインを設置してみました。これでここOld English White.comを見て、各エントリーにコメントして下さる際に、Check to Subscribe to this Comment: (コメントに返信があった場合、メールで通知を受ける)にチェックを入れてPost(投稿)してもらえれば、こちらがコメントに返信したり、他の人が新たにコメントして下さったりして、何らかの反応がコメントにあった場合に、皆さんにメールで通知がいくので、いちいち確認する手間が省けて便利です。尚、この機能を利用される場合は、メールアドレスの入力は必須ですので、お忘れのないように(入力されてもメールアドレスは非表示ですので、ご安心を)。

で、元々は英語で通知メールが来るのですが、分かりやすく日本語に出来ないかと思って、alfabeatさんの「コメントに返信あったらお知らせメールの日本語化」を参考にチャレンジしてみたのですが、どうも上手くいきません。日本語化を行うとmt-notifier.cgiにアクセスエラーとなってしまうんですよねー。notifier.pmの保存もUTF-8にしてるんですが。で、現状は日本語化していなくても、メールのサブジェクトを除いて、本文の日本語が元々文字化けして送られてくる始末。困ったなー。プラグインのバージョンが1.41なので、従来と微妙に違うのかもしれませんね。中身をもう少し理解して、でもって、もう少し時間の取れる時に再チャレンジですな。それまでは申し訳ないけど、チェックを入れてコメントして下さった皆さんには、サブジェクト以外はよく分からないお知らせメールが届くことになると思います….. m(–)m

※ 京春線

ちょっと今までのページタイトルバナーは、たまたまハードディスクにあった画像で作っていたので、どうもしっくりこないし、出所が分からないのは気味が悪いので(笑)、自分で撮った写真で作り直してみました。で、それに合わせてスタイルシートもほんのちょこっとだけ変更です。
バナーの背景は、ソウルから春川に向かう京春線の汽車が出ている清涼里駅での写真です。韓国では김현철(キム ヒョンチョル)が歌う「춘천가는 기차(春川行きの汽車)」って歌もあったりします。汽車ですのでのんびりしてますし、田舎ということもあって綺麗で素朴な風景がたくさん残っていますので、途中の駅舎とかは、よく映画で使われたりします。

戦前、日帝時代(日本統治時代)にはソウル(서울)を「京城(경성・キョンソン)」という名で呼んでいたこともあり、その名残で未だにソウル・春川間を京春(경춘・キョンチュン)とか、ソウル・釜山間を京釜(경부・キョンブ)とか使っているようです。ま、京城はもともと都という意味で地名に使われていた歴史もあるので、日本人が付けた云々は関係ないのかも知れませんが。「ソウル」という言葉は「都」という意味の固有の韓国語で、当てはまる漢字がなくて、未だに京城を縮めた「京」を略称として使っているのかも知れませんね。

こういう日本の残骸?というのか、残していったものって結構ありますよー。言葉でも「イッパイ(たくさんの意)」とか「キス(傷)」とか、そのまま同じ意味で使う人もいますしね。いいか悪いかはまた別にして、民族意識の高揚から、言葉の浄化を進める動きも昔からあるようです。一時期は漢字もかなり排除されていましたしね。けど、使い慣れた?言葉を急に改めるのは難しいでしょう。あ、そういえば、「タマ」ってのを使う人もいましたねー(笑) ちなみに意味は「電球」です。ちょっと誤解した?(笑)