□ インターネットは素晴らしい

ってことで、今日から高校野球が始まりましたね。甲子園。今年も母校が県代表に選ばれていたので、日本にいるなら、職場で仕事放ったらかして見てるんだろうけど…..

ともかく、現在、韓国留学中なので甲子園まで応援に行くのは当然難しく(笑) NHKの海外向けBS放送では甲子園の中継がないので、今年は結果のニュースだけかなと、少々諦めてたんですが、あるじゃないか、ストリーミング。ってことで、朝日放送のインターネット生中継(ABC 第86回 全国高校野球選手権大会)を見つけて、昼飯食べるのも忘れて、ドキドキハラハラしながら見てました。

ま、やっぱり画質がそれなりなので、ほとんど白球がつぶれて見えなかったりはするのですが、雰囲気を感じるには十分。応援のバンドの演奏もちゃんと聞こえますしね。ちょっと興奮してきて、思わず代表チームのページに応援メッセージを書き込んだりして(笑) で、結局、母校は接戦を物にして、勝利!勝利!勝利! いやー、結構いい試合だったんじゃないでしょうか。ま、両チームのレベルが似通ってたからでしょうが。ともにいいピッチャー揃えてますね。

ただ、ストリーミングでは試合終了と同時に放送が中断されたので、勝った後の校歌斉唱が聞けなかったのが、少々残念でした。あと、日本でのコマーシャルの間は、音声がなく、CMなども入らなかったのですが、久々に日本のテレビCM見たいなーと感じました。CMって、結構今の日本を知れるもので、面白いんですよね、海外にいると特に。

◎ 在留届

先週の韓国、春川は連日30度を超す暑い日々が続いていましたが、少しましになって(28度ぐらい?)今日は寝苦しい夜を免れそう?です。

さて、たまたま久しぶりにソウルジャパンクラブ(ソウル日本人会)のホームページを見てたら、「いつでもどこでも大使館(総領事館)」という在留邦人向けのメールマガジン配信サービスが在大韓民国日本国大使館から月一回配信されるということで、早速申し込もうと思ったら、在外公館に在留届を提出した人のみの配信ということで…..

で、それで、今回渡韓してから、もう4ヶ月が過ぎたけど、まだ在留届提出してなかったなって事に気付いて、そういえば前回の留学時はソウルに住んでる時に提出して、安全マニュアルだか何だかの冊子が送られてきたようなことも思い出しました。

ま、今すぐどうこうってことは無さそうですが、現在は反米・反日で親北朝鮮寄りの政権ですし、在韓米軍が漢江よりも北(要するにより安全な場所)に基地の移転を進めている+兵力の縮小問題が議論されている、ってことで、ソウルよりもさらに北にある、ここ春川はいざというときヤバイぞってことで(笑) 気休めの意味も含め(笑) 在留届を提出しようと、調べてみました(提出は義務だそうですが)。

日本の大使館はソウルの仁寺洞のある安国駅の近くなんですが、直接提出なら、この前、仁寺洞に行った時に、ついでに出してきたら良かったと思ったんですが、すでにインターネットでの提出が出来るようになってました。こういう時に、ネットの力というか、便利さを実感しますね。で、先ほど提出完了。まあ、お役所なので恐らくすぐに在留届の受付完了の通知はこないかも知れませんが、少々待つぐらい、わざわざそのためにソウルに出掛ける事を考えたら全然平気ですしね。

一応、これで在留届も大使館のメルマガ配信サービスも、ともに仮登録ではありますが済ませて、一安心。いざというときは行方ぐらいは日本に知らせてもらえる?かも知れません。

あー、なんかこれ書いてたら蒸し蒸ししてきました。やっぱり今日も寝苦しいかも。

◇ 綿矢りさ、の二冊

いつも利用しているインターネット教保文庫で、綿矢りささんの「インストール(인스톨)」と「蹴りたい背中(발로 차 주고 싶은 등짝)」を買いました。共に韓国語翻訳本です。表紙写真はO.E.W PHOTOBLOGに。
日本語のものに関しては、「インストール」は日本にいる時に、「蹴りたい背中」は韓国に来てから、電子書籍で読んではいたんですが、先月、インターネットを徘徊してて、韓国語版が出るという、下記のようなニュースが目に止まって、ちょっと気になってました。

「蹴りたい背中」韓国語訳刊行 初版3千部は3日で完売 : asahi.com

史上最年少で芥川賞を受賞した綿矢りささん(20)の「蹴(け)りたい背中」の韓国語訳が早くも刊行され、売り上げを伸ばしている。初刷の3000部は先月末の発売開始から3日間で完売し、2000部の第2刷も品薄が間近だ。出版社はさらに2000部の増刷を決めた…..

で、教保文庫は前回の留学時からよく利用していて、ポイントというか、サイバーマネーがそこそこ積み立てされていたので、今回、専攻の書籍購入のついでに、サイバーマネー+αで買っちゃいました。それにしても、2年半放ったらかしだった教保のアカウントが生きていてよかった。日本ではAmazon.co.jpをよく利用してましたが、こちらにAmazon.co.krは無いですしね(笑)

ちなみに、実際の教保文庫はとにかく広大な売り場面積を誇る書店で、光化門店が2700坪、江南店は3600坪と、まあデカい本屋です。日本と違ってメモ取ったり、立ち読みどころか、床に座って読んだりしてても何も言われないので、じっくり選べるでしょうか!? 日本の雑誌や書籍も、少々割高ですが手にはいるので(とはいうものの、実際私が日本の雑誌が欲しい時は明洞の中央郵便局付近の外国書籍専門の書店街にいきますけど)、ソウルに行って時間がある時には、いつも立ち寄る場所ですね。(韓国ソウル>おすすめスポット>教保文庫 : Konest.com

まー、文学は専攻じゃないですが、どういう風に翻訳してるのか、興味があったので。翻訳者は二冊で別々なんですが、共に日本で学んだ(現在学んでいる)方のようですね。ま、時間のある時に少しずつ、息抜きとして読み進めたいなー、と思っています。

(2004.06.07 加筆)

∇ 落ち着きました

ようやく、春川にて居所も決まり、落ち着くことが出来ました。ネット環境はやっぱり日本より進んでて、最初に泊まったモーテルでもパソコンが置いてあったし、新しい部屋もネットは無料提供で、本当にインターネットが生活の基本的なインフラになってるんだなと、実感させられます。
ということで、本当はもう少し早くからエントリー出来たんですが、なかなか気が向かないというか、落ち着かないというか。まだ部屋には何もないので、何をしていても音が響いて、なんか気持ち悪いですね。

部屋は大学の正門から徒歩3分のところにしました。一応、外国人ということで契約に不安があるので、教授とか友だちのアドバイスに従って、不動産屋を通して契約しました。その不動産屋のお姉さん?は、一族に日本人と結婚した人が二人いるそうで、日本人には何か親近感を感じるとのことで、親切に半日掛けて、部屋を色々案内してもらいました。結局、不動産屋は4つまわって、一日がかりの部屋探し。一応、3年間は住む予定なので、という頭もあったけど、まあ、妥協して決定。さっさと決めて落ち着かねばという気持ちが勝った感じかな。

ということで、とりあえずここらでお終い。続きはすぐに。