* いよいよ

いよいよ明日から2004年の2学期が始まります。まあ、実際はもう始まっているのですが、踏査などの行事もあって、うちの学科では授業が始まるのは明日からです。

今学期も前学期と同様に2科目、授業が開設されたので、私が受講する科目も2科目。まあ、本当は3科目ぐらい開設してもらえると、後々になって楽になるのでいいのですが、なんせ不人気な言語学。更にソウル中心の言語学にあって、田舎の大学では受講人数が本当に少ないので、すなわち開設科目も少ないと…..

うちの学科、大学院には結構人数はいるのですが、その大半はやっぱり文学専攻者なんですね。それに女性が圧倒的に多い。私を含めて外国人に数名、韓国人に至っては、5人ほどしか男性がいません。先日、現在同期で学んでいる日本の大学時代の恩師が、今学期の受講のために来韓されたのですが、日本の大学でも、交換留学を希望して、選考に受かった学生6名のうち、5名が女性だったそうです。やっぱり言葉を学ぶのって、女性の方が多いような気がするのは気のせいでしょうか。通訳などは女性の方が有利な面ってたくさんあると思いますけど。

今学期は言語社会学と中期朝鮮語の授業。ま、頑張りたいと思います。授業もそうですが、自分の論文の方もコツコツやっていかないと。来週に学会の大会がまたソウルであるので、いろいろと参考になるネタを仕入れればいいなと思っています。

ということで、学校の授業が始まるのは明日からですが、私の受講する授業は明後日の火曜日から。明日はまた高校の先生やってきます。それにしても、韓国の高校生は大変です。朝は7時から、夜は11時ぐらいまで、学校で自律学習という名前の受験勉強。授業で将来の夢とかを尋ねる機会があったんですが、いい大学入って、いい会社に入って…..みたいな答えがいっぱい返ってきて、少々可哀想になってしまいました。

あと、先生の人気の高いこと。職業として人気が非常にありました。ま、公務員で安定しているってのも一因でしょうが、こちらの高校では本当に学校にいる間は親代わりをされているような感じで、その影響もあるのでしょうね、きっと。学生も受験勉強で大変ですが、その学生に付き合っている高校の先生方も大変なのは同じですね。韓国に比べたら日本の受験なんて大したことない、本当にそう感じてしまいます。

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