※ 京春線

ちょっと今までのページタイトルバナーは、たまたまハードディスクにあった画像で作っていたので、どうもしっくりこないし、出所が分からないのは気味が悪いので(笑)、自分で撮った写真で作り直してみました。で、それに合わせてスタイルシートもほんのちょこっとだけ変更です。
バナーの背景は、ソウルから春川に向かう京春線の汽車が出ている清涼里駅での写真です。韓国では김현철(キム ヒョンチョル)が歌う「춘천가는 기차(春川行きの汽車)」って歌もあったりします。汽車ですのでのんびりしてますし、田舎ということもあって綺麗で素朴な風景がたくさん残っていますので、途中の駅舎とかは、よく映画で使われたりします。

戦前、日帝時代(日本統治時代)にはソウル(서울)を「京城(경성・キョンソン)」という名で呼んでいたこともあり、その名残で未だにソウル・春川間を京春(경춘・キョンチュン)とか、ソウル・釜山間を京釜(경부・キョンブ)とか使っているようです。ま、京城はもともと都という意味で地名に使われていた歴史もあるので、日本人が付けた云々は関係ないのかも知れませんが。「ソウル」という言葉は「都」という意味の固有の韓国語で、当てはまる漢字がなくて、未だに京城を縮めた「京」を略称として使っているのかも知れませんね。

こういう日本の残骸?というのか、残していったものって結構ありますよー。言葉でも「イッパイ(たくさんの意)」とか「キス(傷)」とか、そのまま同じ意味で使う人もいますしね。いいか悪いかはまた別にして、民族意識の高揚から、言葉の浄化を進める動きも昔からあるようです。一時期は漢字もかなり排除されていましたしね。けど、使い慣れた?言葉を急に改めるのは難しいでしょう。あ、そういえば、「タマ」ってのを使う人もいましたねー(笑) ちなみに意味は「電球」です。ちょっと誤解した?(笑)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください