◇ 綿矢りさ、の二冊

いつも利用しているインターネット教保文庫で、綿矢りささんの「インストール(인스톨)」と「蹴りたい背中(발로 차 주고 싶은 등짝)」を買いました。共に韓国語翻訳本です。表紙写真はO.E.W PHOTOBLOGに。
日本語のものに関しては、「インストール」は日本にいる時に、「蹴りたい背中」は韓国に来てから、電子書籍で読んではいたんですが、先月、インターネットを徘徊してて、韓国語版が出るという、下記のようなニュースが目に止まって、ちょっと気になってました。

「蹴りたい背中」韓国語訳刊行 初版3千部は3日で完売 : asahi.com

史上最年少で芥川賞を受賞した綿矢りささん(20)の「蹴(け)りたい背中」の韓国語訳が早くも刊行され、売り上げを伸ばしている。初刷の3000部は先月末の発売開始から3日間で完売し、2000部の第2刷も品薄が間近だ。出版社はさらに2000部の増刷を決めた…..

で、教保文庫は前回の留学時からよく利用していて、ポイントというか、サイバーマネーがそこそこ積み立てされていたので、今回、専攻の書籍購入のついでに、サイバーマネー+αで買っちゃいました。それにしても、2年半放ったらかしだった教保のアカウントが生きていてよかった。日本ではAmazon.co.jpをよく利用してましたが、こちらにAmazon.co.krは無いですしね(笑)

ちなみに、実際の教保文庫はとにかく広大な売り場面積を誇る書店で、光化門店が2700坪、江南店は3600坪と、まあデカい本屋です。日本と違ってメモ取ったり、立ち読みどころか、床に座って読んだりしてても何も言われないので、じっくり選べるでしょうか!? 日本の雑誌や書籍も、少々割高ですが手にはいるので(とはいうものの、実際私が日本の雑誌が欲しい時は明洞の中央郵便局付近の外国書籍専門の書店街にいきますけど)、ソウルに行って時間がある時には、いつも立ち寄る場所ですね。(韓国ソウル>おすすめスポット>教保文庫 : Konest.com

まー、文学は専攻じゃないですが、どういう風に翻訳してるのか、興味があったので。翻訳者は二冊で別々なんですが、共に日本で学んだ(現在学んでいる)方のようですね。ま、時間のある時に少しずつ、息抜きとして読み進めたいなー、と思っています。

(2004.06.07 加筆)

“◇ 綿矢りさ、の二冊” への2件の返信

  1. 韓国語ジャーナル8号にも教保文庫(교보문고)で韓国語の本が買えると紹介されてましたよ。韓国って日本に比べて安い印象があるので(겨울 연가も一巻8,000원でした)、ネットで買えるんならいっぱい読めますね、、、って韓国語の能力が追いついていないのですが、、、 

  2. mireyさん、コメントありがとうございます。

    そうですねー、安く感じますよね。ちなみに「インストール」は7,000ウォン、「蹴りたい背中」は
    8,500ウォンでした(ポイント割引除き)。けど、実際暮らしてみると高く感じるんですよね、何も
    かもが。ちょっと思い浮かびませんが、日本では安いのに、何気ないものがやけに高かったりして。

    教保文庫は海外発送も基本サービスですし、韓国の原書を買うにはいいかも知れませんね。
    CDとかDVDも扱ってくれたらいいんですけど。ちなみに日本の図書(原書)のベストセラー、
    今1位はキムタクのエッセイだそうで(^^;

    ではでは。

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