# 修学能力試験、修能(수능)

明日はこちら韓国の高校生の人生を大きく左右する、修能(수능)、すなわち修学能力試験(大学入試)が行われる日です。
ってことで、修能冷え?(수능추위)と言って、例年この時期に合わせるかのように急に寒くなるんですが、今年も例外ではなく、最低気温が零下になって、日中も10度を切るようになって来ました。オンドルがあるので部屋では薄着ですけどね。というか、韓国ではインナーは薄着にして、上着は厚めにしておかないと、これからの季節はどこに行っても暖房がかなり効いているので、調節が難しいですからね。

で、修能ですが、本当に人生が決まるということで、日本のそれとはだいぶと雰囲気が違います。親が教会とかお寺にお祈りに行ったり、後輩たちが横断幕を作って応援したり…. 韓国語では試験に合格するということを、試験に付く(시험에 붙다)ということから、くっ付くもの繋がりで、この時期は飴とかお餅をよくあげたりするので、高校ではどこに行ってもお餅食べません?って勧められます。

受験当日は、公務員などの出勤時間を少し遅く設定したり、地下鉄とかバスが増便されたりして、国を挙げて受験生をサポートする動きも見られます。普段は厳しい同僚の生徒指導の先生たちも3年生には寛大で、受験までは大目に見るというような感じです。

ということで、受験で受かる大学によって人生が決まってしまうのもどうかと思うのですが、ま、これが韓国の実情なので、高校生は大変だなと思います。日本だとたまには遊びに行ったり、アルバイトなんかもしたりするのでしょうが、本当にこちらの高校生は勉強漬けの毎日。これだけ高校生活を犠牲?にして、希望大学に受からなかった日にゃ、その落胆も相当なものでしょうね。ま、もうこの時期にあがいても仕方がないですし、普段の実力が発揮できるよう、みんな頑張って欲しいですね。

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