□ 「教える」より「教わる」

今日は久しぶりに夕方から雨が降り始めて、ようやく酷暑だった夏も終わるのかな、といった感じです。それにしても、今日は「久しぶり、元気だった?」みたいな、お伺いの電話がやたらと多い一日でした。そろそろ夏休みも終わりに近づいて、大学も登録、履修登録が始まる時期だからでしょうか?

ということで、昨日の光復節は、ソウルで教え子たちに会ってきました。昼から東大門市場に買い物に出掛けるという事で、そこで待ち合わせ。久しぶりに会う学生たちは相変わらず元気でした。ドゥサンタワーとかミリオレとか、ウロチョロしてたみたいです。研修で韓国を思い切り楽しんでいるようでした。

東大門市場を後にして、次は地下鉄を利用して仁寺洞へ。仁寺洞では伝統茶を恐る恐る楽しんでいました。ナツメ茶(대추차)にゆず茶(유자차)、生姜茶(생강차)に菊花茶(국화차)などなど。まあ色々と種類があるものです。私はというと、前日少々寝不足で疲れ気味だったということもあり、霊芝茶(영지차)を頂きました。まあ、お茶というより薬といった方が正しいと思われる味です(笑)

仁寺洞で少し休憩した後は、そのまま歩いて景福宮へ向かいました。光復節の当日という事もあって、反戦やその他いろいろなデモなども行われる予定なので、多くの警官が目に付きました。車もデモの影響で結構渋滞してるようでした。

景福宮では、やはり光復節ということで親子連れの姿も目立ち、当日は入場料も無料という事でした。兎も角広いので、引率の大人は皆少々バテ気味だったんですが、学生たちはカメラ片手に元気に走り回っておりました。まあ、何度も来た事のある私と違って、目に映るもの全てが新鮮でしょうしね。最後にチョゴリ姿になって記念撮影。この写真はとても良い記念になったんではないでしょうか。ただ、1万5千ウォンはやり過ぎ。恐るべき商魂。

学生たちとの話の中で、私が2年生の最後の授業で聞いていたのと違って、新3年生は1人を除いて、みんなまた韓国語を選択してくれたそうで、それを聞いて思わずニッコリ。研修に来た3年生の2人も高校卒業後も韓国語を続けて勉強したいと言っていたので、教えた甲斐があったというか。しかし、新しい先生になって授業が簡単になって、試験も楽になったと聞いて複雑な思い(笑) 教えるってのは本当に難しい事ですね。

それにしても、学生たちを見ていたら、自分が初めて韓国に旅行に来たときのことを、いろいろと思い出しました。あの時の好奇心が随分失われている今日。初心に帰って、また頑張らないとな、と学生からまた学ばせてもらいました。

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