● サイレンにびっくりする

お昼の2時、食事を終えてゆっくりしていたところ、急にサイレンが鳴りました。まあ、この物騒な情勢下、気になったので急いでテレビを見ると全国で「訓練空襲警報が発令されています」とのこと。なんだ、いつもの民防衛の訓練か、と一安心ではあるものの、何かこういう、ちと不穏な動きを見せてる北朝鮮とかを考えると、サイレンとその後の飛行機が飛ぶ音は、普段よりもずっと危機感を募らせます。

正直なところ、北朝鮮の核実験のニュースの後も、生活としては何ら変わらずなんですが、精神的にはやはり影響がある、というか私にはあります:sad: 昔なら学生運動で大学近くの下宿が出入りを統制されていて入れない、催涙ガスに目をやられた、などなど大変な状況で、それなりに緊張感もあったでしょうが、私が初めて韓国留学に来た97年には既にそれらの運動も沈静化し、北朝鮮と対峙する状況以外は治安面ではそれほど日本と変わりないなと感していました。もちろん外国であるという認識でもって行動している範囲でですが…..
ですが、ここ最近の状況、ニュースのみですが感じる日本の緊張感、対する韓国の緊張感の欠如。ちょうど狭間にいるような私は対処に困ります。ネパールだったり、東北アジア以上に緊迫した地域で学ぶ友人もいるので、それと比べるとずっと安心なのでしょうが。

郷に入れば郷に従えで、留学生活も長くなってだいぶと薄れてはいますが、普段通りの緊張感、外国の地にいるという緊張感に+αが必要な時なのでしょうか?

しかし、まあ、韓国に関わる身としては、この国の行く末が非常に気になります。直、間接的に日本にも影響があるでしょうし、私の将来にもきっと、ね。

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